2017年10月31日

熊本地震「立野地区長期避難の解除」を読んで。

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本日の熊本日日新聞1面の記事に
「立野地区長期避難 きょう解除」
https://this.kiji.is/297903860270761057?c=92619697908483575
とありました。

「えっ!そうなの・・・」との思いが。
同じ熊本でも地域によってはかなりの温度差があります。僕は熊本市内、ほぼ中心部に近い地区に住んでいるのですが、1年半を超えた今、日常は地震以前の日常と何ら変わりがない生活を送れています。

ただ・・・唯一、違うのが「空地」が多くなった事。そして未だ「解体待ち」の崩壊寸前の家がある事。そして解体後の土地に新規のマンション建設が多くなった事。特に新規のマンション建設が多くなっている事が異様に目立つ。やっぱ結果論として、この手を立てるしか方法が無いのだろう。中堅・大手が土地を買い上げマンション・・・ってパターンですね。地震で崩壊した家屋を所持する地主は最終的に解体を余儀なくされる。んでも、解体後に自腹、若しくは融資で再度自宅を建てる程には勇気がない。で、最終的に損しない為に土地を売る。そこに中堅・大手の建築業者が土地を買い上げ最終的に企業経営のマンションへと変えて行く。

悪いとは言わないけども、やっぱ地震後のその土地の行方を見守ると、結論として「大きなものへと」吸収されてゆく姿が見て取れる。

僕の知っている限りの場所には全部マンションが建設されつつある。その土地と建物を所有されていた御老人夫婦も知っているので、結論としてこの御老人がマンションを建てているとは考えられない。少なくともマンション建設には数十億かかるから。1個人の土地にマンションは普通立てれない。し、立てない。であれば、やはり中堅等の不動産業者が買い取りマンション経営へと旅立つその土地。

地震後の土地を見て行くと、最終的には「大きなうねりに飲み込まれてゆく姿」が見えてくる。

それ程に「マンション」が乱立しつつある。熊本市内。

話は戻すが「立野地区長期避難 きょう解除」である。熊本市内から30キロほどしか離れていないこの地区との温度差はある意味「ものすごい」差でもある。本当に自分たちは「震度7」を経験したにも係わらず、今は以前の生活環境と何ら変わりなく生活している。軽く「風化」しているのかもしれない。中心部に住んでいる自分たちが、軽く「風化」しているのでは・・・と感じる。自分たちでさえ、こうだから「県外の」方達には「完全に忘れた」世界でもある。自分たちでさえ「忘れて」生きてるから。

だけど、今日。やっと戻れる人達が3・40キロ先に居るのである。

市内各地では「震災復興」と名を打ち、色々なイベントが行われている。し、これからも行われる。だけど、何となく「どうして今も復興なのだろうか?」と思う自分もいる。しかも「市内に居る自分たちが・・・」とも考える。

改めて、熊本に住んでいる自分が感じる「今、やっと帰れる立野の人達が居る」って事を、感慨深く感じた次第でした。

地震後、未だにギャップを悩む事も多々あります。

なんせ当事者ですし。

難しい。
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posted by taroayu at 11:25| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする